プラスチック容器成形技術の代表格「ブロー成形」
熱可塑性樹脂にエアーを吹き込み、形づくる
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ブロー成形とは?
様々なプラスチックの成形方法の内の一つで、加熱後の成形材料を金型で挟み、内部に空気を吹き込み、冷ますことで、金型に沿った中空用品を作る製造です。
主にプラスチック容器製造に用いられる製法で、身近な商品で例えるとペットボトルや錠剤のボトルなどがこれに当たります。
(キャップ部分の製造は、インジェクション成形と呼ばれます。)
ブロー成形で金型を調整したり、微妙で繊細な調整を任されるのに、約5年~10年以上の現場経験が必要です。大興化成では食品・衛生用品の実績も多く、検査にはこだわっています。容器の厚さを均一に保ったり、ケバがないかどうかの確認は長年の経験を経て、厳格に決められた体制と工数でチェックを行います。
すべては、みなさまに満足いただける完璧な商品をお届けするために。ブロー成形はとても魅力ある成形です。ぜひ、その成形方法をご確認ください。
[イラストで見る] ブロー成形での容器製造工程
FLOW
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01押出し
ホッパーに投入した材料が、ヒーターによって溶融され、押出スクリューの回転によってヘッド部分を経由してパイプ状(パリソン)に押し出される。
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02型締め・冷却
金型を閉じてパリソンを挟み、圧縮エアーをブローピンから吹き出し、パリソンを膨らませて金型の内側に貼り付けたような状態で、材料を冷却する。
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03型開き・製品取出
一定時間の冷却後、成形品が固化された状態で金型が開き、取り出される。
完成(カッティング、検品へ)
ブロー成形で容器製造
PICTURE
金型で材料を挟み込み、空気を吹き込み、冷やすことで、容器を成形する
ブロー成形とは、熱により柔らかくした樹脂(熱可塑性樹脂)をパイプ状に押し出し(パリソンという)、樹脂が柔らかい状態でパリソン内に圧縮エアーを吹き込み、樹脂を金型に押し当て冷却・固化させ成形するもので、中空の製品を作るため中空成形とも言われています。
当社では材料が熱い状態で直接ブロー成形するダイレクトブロー成形を行っています。
POINT 大興化成での「ブロー成形」
大興化成でのブロー成形は、「ブロー成形一筋約65年」の技術。
ブロー成形のプロスタッフが、みなさまの作りたい容器を実現するため提案・対応します。
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ブロー成形技術
65年超 -
国内自社2工場
(神戸・市川) -
ブロー成形機
40台所持(単層+多層) -
24時間・
ワンストップ体制稼動 -
事前に設計図での
相談OK -
全数検査
(自動&目視) - 納期徹底厳守
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衛生用品
(一般用浣腸容器国内) シェア40% -
充填等、
協力会社体制あり -
液漏れ防止
独自ノウハウ - 3DCAD設計
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環境素材対応
(バイオマスプラスチックetc) -
金型制作実績
1,900点越え -
小物・中物・大物
製造可能
ブロー多層成形ページはコチラ
Q&Aで知る大興化成の
ブロー成形
Q&A
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Q
初期コストを抑えたいのですが可能ですか?
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Q
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Q
中物・大物のブロー成形は承っていますか?
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Q
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Q
納期面でのメリットもありますか?
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Q
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Q
ロット数が多い上に、急ぎでスタートさせたいのですが対応できますか?
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Q
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Q
特殊な形状のプラスチックボトルを考えていますが、相談できますか?
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Q
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Q
開発中の内容物に対し、かなり小さめの容器が必要ですがお願いできますか?
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Q
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Q
開発製品の容器なので、まずは小ロットでお願いできますか?
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Q
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Q
薬剤への耐性強化など、特殊な要求にブロー成形での対応が可能でしょうか?
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Q
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Q
当方は環境配慮が社命となっていますが、環境対応素材も提案いただけますか?
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Q
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